【徹底比較】OfferBox VS キミスカ どちらがおすすめ?

大学生の方であれば就職先を見つけるため、いろいろなサービスの活用を考えるでしょう。
就活をサポートしてくれるサービスも今はいろいろ提供されているため、何を利用すべきか悩む就活生もいるはずです。
また、企業側も優秀な人材を採用したいはずなので、採用向けのサポート利用を考えるでしょう。

就活サポートの中では新卒向けで「OfferBox」と「キミスカ」があり、どちらも良い特徴があります。
ただ、適したものを利用する必要があるため、2つのサービスの特徴やメリットとデメリット、導入のポイントなどを把握しておくのが重要です。
最適な方を選ぶため内容を比較してご紹介します。

OfferBoxとキミスカの特徴とは?

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キミスカとOfferBoxはどちらも就活サイトとして人気が高く、利用を検討できます。
特徴として、OfferBoxは新卒就活で最も利用されているサイトであり、様々な企業が登録しています。
登録企業数は1万を超えており、プロフィールを80%以上入力すれば受信率は93.6%とかなり高確率で求人を見つけることが可能です。

企業の登録数が多いことから、キャリアの選択肢も広げることができるでしょう。
キミスカは企業からスカウトメールが届く逆求人型のサイトであり、利用企業は大手から外資、ベンチャーなど950以上と多数登録しています。

プロフィールに登録するだけでいろいろな企業からスカウトが届く可能性が高いため、自分の特徴を活かして効率的に就職活動を行うことが可能です。
このようにキミスカとOfferBoxはそれぞれ就活サイトとして利用できます。

OfferBoxとキミスカの違いは何か?

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OfferBoxとキミスカはどちらも就活サイトとして活用できますが「2つはどのような違いがあるの?」と疑問を感じるケースもあるでしょう。
それぞれ特徴が異なるため、ポイントを押さえておくのが重要です。2つの違いは以下のようになります。

スカウトの種類はキミスカが多い

OfferBoxとキミスカでは、スカウトの種類が異なります。
OfferBoxは全員共通で1種類のスカウトを用意していますが、キミスカは「ゴールド」「シルバー」「ノーマル」と3つのスカウトを準備しているため、キミスカの方が選択肢があると言えます。

それぞれのスカウトは送信できる上限が決まっているため、採用したい企業の本気度はどのスカウトで行っているかにより判断できます。
特に「ゴールド」は1番レアリティが高く、一次選考免除や特別食事会の招待など、特典も豪華であるため、就活が有利になりやすいです。

就活生は「ゴールド」でスカウトが来るように、自分の持ち味や特徴についてしっかりプロフィールに記載するようにしましょう。
一方OfferBoxもスカウトの上限数は決まっているため、企業からメールが来ると有利になります。

しかし、キミスカと異なり、スカウト特化型ではないことから、企業から催促されるのは特別なスキルやプロフィールでのマッチ度が高い場合に限定されるでしょう。
このようにスカウトの種類は異なるため、自分はどちらを利用すべきなのかしっかり確認しましょう。

登録している企業数はOfferBoxが多い

OfferBoxとキミスカでは、登録している企業数も異なります。
OfferBoxに登録している企業数は11,000社以上になっており、キミスカは950社ほどです。
さらに、OfferBoxの場合は大手企業だけでも1,000近く登録されているため、自分の入手したい企業を見つけることができ、就活を有利にできる可能性があります。

キミスカも企業数は1,000近く登録されていますが、OfferBoxと比較すると数は圧倒的に異なります。
上場企業や大手、外資系などに就職を考えている場合、OfferBoxを活用した方が企業へのアプローチも行えるため前向きに利用を検討できるでしょう。
一方、キミスカも大手企業は登録してあり、スカウトが来る可能性もあるため、登録しておいて損はないでしょう。

OfferBoxの利用者数は20万人

OfferBoxとキミスカは、企業数だけでなく利用者数も異なります。
OfferBoxの場合は利用学生数はや約20万人と言われており、かなり多くの人が利用しています。
一方キミスカは利用者数は10万人ほどと言われているため、OfferBoxの方が利用者数も多いです。

企業数もOfferBoxの方が多いので利用者も多いことは予想できますが、キミスカも少ないわけではないため、どちらも信頼性や実績という点では十分な数字と言えます。
また、利用している数が多いということは、それだけ企業からのオファー倍率も高いでしょう。

そのため、OfferBoxとキミスカどちらも企業からスカウトをもらう際に、競争率は高いです。企業が送信できるスカウトメールにも上限はあるため、プロフィールの充実や適性検査の受験、定期的にサイトにログインしておくなど、対策を講じておく必要があるでしょう。

適正診断はキミスカの方が具体的

OfferBoxとキミスカ、どちらも登録すると独自の適正診断を受験できます。
適正診断は主に質問への回答になっており、難しくはありません。適正診断を行うことで、プロフィール情報への充実につながるため、受けておくのがおすすめです。

例えば、OfferBoxの場合は適正診断を受けると「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」などで数値が出て、詳細な内容も項目として出てくるので、自己分析に役立てることが可能です。
キミスカの場合も適正検査を受けることで項目ごとに数値が出ますが、長文で自分への評価が提示されます。

機械とはいえ、客観的に自分を評価してもらえるため、改善点や長所について綿密に把握できるでしょう。
適正診断でもプロフィールの充実や企業へのアピールとして活用したい場合は、OfferBoxでも問題ありません。
しかし、自分の改善案を分析したい場合はキミスカの方がメリットが大きいと言えるでしょう。

サービス開始日はどちらもあまり変わらない

OfferBoxとキミスカはサービスの開始日も異なりますが、どちらも大きな差があるわけではありません。
OfferBoxは2012年に開始されていますが、キミスカも2013年になるので、OfferBoxが少し早い程度です。

開始日の速さによって実績や安心感、信頼なども変わってくる場合がありますが、どちらもすでに利用者数や登録企業は多いので、実績は作られています。
サイトの特徴は異なりますが、すでに10年ほど継続されているので信頼性も問題ないでしょう。

OfferBoxとキミスカの導入のポイントとは?

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新卒向けとして就活生も利用しているサイトであるため、人材採用を考えている企業も利用を検討できるでしょう。
ただ、OfferBoxとキミスカの利用を考える際にどちらを導入すべきか悩むこともあるでしょう。導入のポイントとして以下をご覧ください。

料金を確認

OfferBoxとキミスカは就活生が利用するときは、どちらも無料です。
そのため、就活生は出費を気にせずに活用できるでしょう。一方、企業側は登録するときにどちらも費用がかかり、コスト負担が異なります。

OfferBoxの場合は成功報酬型になっており、1名採用につき38万円を支払います。
つまり複数名採用するとその分コスト負担が大きくなっていきます。
一方、キミスカの場合はプランで提供されており、月額利用プラン(5ヶ月)は75万円、年度利用プランは150万円です。

さらに、スカウト代行サービスで返信のみであれば月10万円追加、返信対応も付く場合は月20万円になります。
キミスカの場合は採用時の追加費用はないため、複数名の採用を検討しているなら、OfferBoxよりもお得と言えます。
そのため、企業の方針からどのような採用スタイルを取るのか確認をすると、予算内での採用に繋げることができます。

優秀な人材へのスカウトの確率

OfferBoxとキミスカの導入を考える際は、優秀な人材へのスカウトという手で考えることもできます。
スカウトの種類はキミスカの方が多く、プランによって制限が設けられているため、就活生に本気度を感じてもらうことができます。

さらに、キミスカに登録している学生はスカウト型サイトという点を理解して登録しているため、意欲な人材が多いことも期待できます。
そのため、自社側で選考して優秀な人材を確保したい場合はキミスカの方が有利かもしれません。

OfferBoxでもスカウトを行うことはできますが、就活からアプローチしてもらうなど、受け身型でもあるため、優秀な人材を獲得したい場合の方法がキミスカと比較すると弱い点もあるからです。
短期的に人材採用のスカウトを考えるならキミスカの利用が良いでしょう。

知名度が低くても採用活動しやすいか

OfferBoxとキミスカを利用する際に、企業の知名度も考慮に入れるポイントです。
就活生は知名度の高い企業に入社したい傾向が強いです。
そのため、上場企業や大手の企業などと比較すると知名度の低い企業は採用の点で不利になります。

しかし、利用者数の多いOfferBoxであれば企業の知名度に関係なく人材を採用できる可能性があります。
OfferBoxは20万人ほどの利用者がいるため、知名度が低い企業でも求人内容を掲載していると、応募の申込みが来る可能性が高いです。

もちろん、キミスカも利用者数は10万人もおり、登録している企業数が少ないので、登録していると応募が来る可能性はあるでしょう。
ただ、利用者数で言うと倍近くの差があり、成功報酬型のため余計な費用を出さずに済みます。自社の知名度を確認して、どちらを導入すべきか検討しましょう。

まとめ

OfferBoxとキミスカは、どちらも人材採用の面で考えてみることができます。
就活生の場合はどちらも無料で登録できるため、就職のとして利用を考えてみることができます。
一方、企業側はどちらも費用がかかるので、1つに絞る必要があるでしょう。
企業の方針や予算などによって、メリットとデメリットは変わってくるはずです。
ぜひ、活用して人材採用を進めてみてください!